鶴島 昭雄 (著)
単行本: 260ページ
ISBN-10: 4806806706
ISBN-13: 978-4806806707
発売日: 2015/06
鶴島 昭雄(つるしま あきお)
1930年、兵庫県西宮市生まれ。
1949年、関西学院大学文学部英文学科入学
1951年、同大学法学部法律学科に転部
1953年、卒業、そのご1990年まで貿易商社勤務。
その間、横山隆一漫画教室に投稿。自作漫画数紙に掲載。
天正九年九月末、美濃の国、土岐は実りの秋を迎えていた。見渡す限り、黄金色の稲穂が秋風に弄られて波打ち、百舌鳥の鋭い泣き声が時折辺りの大気を引き裂く小高い丘の中腹に座り込んで、稲田の広がりを見下ろす一人の若者がいた。本能寺の謎に絡んだ青年陶工の運命は?痛快剣豪小説。
目次
第一章 追 放 5
第二章 信楽の砦 39
第三章 京の都 85
第四章 変 転 123
第五章 本能寺 161
第六章 天王山 189
第七章 対 決 213
第八章 終 焉 239
あとがき 255
『天正の謎』読後の感想 258
萬成 博(関西学院大学名誉教授)
「ただものではない 真のさむらい」 260
石神 亙 精神科医(社会福祉法人大阪府衛生会付属診療所所長)