小林 英夫 (編集), 金 英善 (編集), マーティン シュレーダー (編集)
A5上製 296ページ
ISBN-10: 4806806714
ISBN-13: 978-4806806714
発売日: 2017/7/20
定価3500円+税
【目次】
序章 世界自動車・部品産業の実態 11
第1節 世界自動車・部品産業の実態 12
1 新興国市場とは 13
2 新興国市場と自動車産業 14
3 新興国自動車産業研究動向 17
4 本書の分析視角 18
第2節 日独韓企業の位置と動向 22
はじめに 22
1 世界市場でのトヨタ、VW、現代 22
2 企業概要 24
2-1 トヨタ 24
2-2 VW 24
2-3 現代・起亜 26
3 3企業の特徴 27
第3節 日独韓自動車産業概観 30
1 産業的規模 30
2 各国自動車企業の市場動向 32
3 部品産業の位置と特徴 35
第1章 中国地域における自動車・部品産業 41
第1節 中国市場の特性と主要自動車各社の市場戦略 42
はじめに 42
1 中国自動車産業概観 43
2 外資系自動車企業の各社戦略 45
2-1 トヨタ 45
2-2 現代 48
2-3 VW 50
2-4 日産 54
2-5 GM 56
2-6 ホンダ 59
3 地場自動車各社の企業戦略 60
3-1 第一汽車(一汽) 60
3-2 長城汽車 62
おわりに 63
第2節 中国における日韓自動車・部品企業の活動 65
はじめに 65
1 自動車産業と部品集積の実情 65
2 韓国・中国部品企業を包み込む日系部品企業 67
2-1 天津 67
2-2 山東 69
2-3 大連 70
東風日産 70/カルソニック・カンセイ(CK) 72/RB社 73/大連工業団地 の現状と位置 74
3 韓国企業と山東・北京地域部品企業 74
3-1 韓国企業と山東・北京地域 74
3-2 山東地域の韓国系部品企業 76
4 韓国系企業の中国展開の特徴 79
4-1 現地市場重視の中国展開 79
4-2 もう一つの拠点 80
4-3 他社拡販の積極性 80
おわりに 81
第3節 台湾における自動車メーカーの現状 82
はじめに 82
1 台湾の自動車産業の実情 82
1-1 台湾自動車産業概観 82
1-2 台湾自動車産業の輸出状況 85
2 台湾自動車企業分析 86
2-1 国瑞汽車 87
2-2 福特六和 89
おわりに 89
第2章 アセアン・インドの自動車・部品産業 91
第1節 アセアンの自動車・部品産業 92
はじめに 92
1 アセアンの自動車産業概況 92
1-1 アセアンの自動車生産状況 92
1-2 アセアンの自動車販売状況 94
1-3 アセアン自動車産業の位置付け 95
タイ 95/インドネシア 97/その他 99
2 アセアン自動車・部品産業の最近の傾向 100
2-1 先発グループ 100
タイ 100/インドネシア 101/マレーシア 103
2-2 後発グループ 105
フィリピン 105/ベトナム 106/カンボジア、ラオス、ミャンマー(CLM諸国)
108
3 AEC問題とアセアン自動車産業 110
3-1 アセアンにおける自由貿易体制確立 110
3-2 アセアン経済共同体(AEC)問題 111
3-3 AECの活用−トヨタIMVを例に− 113
3-4 2015年以降のアセアン自動車産業予測 115
おわりに 117
第2節 インド自動車・部品産業の現状と課題 118
はじめに 118
1 インド自動車産業概況 118
2 インド自動車企業概況 122
2-1 マルチスズキ 123
2-2 現代自動車 123
2-3 タタ 124
2-4 トヨタ 125
2-5 ルノー・日産 127
2-6 ホンダ 127
3 インド自動車部品企業概況 128
4 インド自動車部品企業の動向 131
4-1 トヨタ・キルロスカ・オートパーツ 131
4-2 デンソー 132
4-3 カルソニック・カンセイ 132
4-4 Rane Group 133
おわりに 134
第3章 ロシア、トルコ、中東地区の自動車・部品産業 135
第1節 ロシアの自動車部品産業の現状と課題 136
はじめに 136
1 ロシア自動車産業の足跡 136
2 ロシア自動車産業の現状 138
2-1 ロシア自動車生産動向 138
2-2 ロシア自動車販売動向 139
3 ロシア自動車企業分析 141
3-1 生産地域分布 141
3-2 自動車企業各社の動向 142
アフトワズ(AvtoVAZ)142/ルノー 143/VW 143/GM 144/トヨタ 144 /日産 144/現代・起亜 145/その他の企業 145
4 ロシア自動車部品企業分析 146
4-1 地域分布 146
4-2 部品企業の活動 147
おわりに 149
第2節 トルコ自動車産業の現状と日韓自動車産業の展開 151
はじめに 151
1 トルコ自動車産業発展史 151
2 トルコ自動車産業概況 153
3 主要自動車企業分析 158
3-1 外資系企業 158
フォード 158/マン(MAN) 158/ダイムラー 159/フィアット 160/ルノー 160/いすゞ 161/トヨタ 161/ホンダ 162/現代(Hyundai)162
3-2 地場自動車企業 162
オトカ(Otokar)162/BMC 163/カルサン(Karsan)163
4 トルコ自動車部品産業の特徴 165
4-1 自動車部品産業の現状 165
4-2 地理的特徴 167
おわりに 168
第3節 中・東欧の自動車・部品産業概況 169
はじめに 169
1 全体的動向 169
2 ポーランドの自動車産業 173
2-1 発展過程 173
共産党政権下のポーランド自動車産業 173/移行期 174
2-2 地域的特色 175
シレジアクラクフ内陸部(図3-9 A) 175/シレジア下部(図3-9 B) 175/ポ ズナニ地域(図3-9 C) 176/ウイエルコポスルカ南部(図3-9 D) 176/ポト カルパチェ地区(図3-9 E) 177
2-3 自動車部品企業分析 177
ボルシェフ 177/インターグロクリン 178
3 中・東欧各国動向 179
3-1 チェコ 179
3-2 スロバキア 182
3-3 ハンガリー 183
3-4 スロベニア 186
3-5 ルーマニア 187
おわりに 189
第4章 中南米の自動車・部品産業 191
第1節 ブラジルにおける日韓自動車・部品産業の実態 192
はじめに 192
1 ブラジル自動車産業の歴史と現状 193
1-1 ブラジル自動車産業発展史 193
1-2 メルコスール誕生以後のブラジル自動車産業 195
1-3 ブラジル自動車産業の現状 196
ブラジルの自動車生産台数 196/ブラジルの自動車販売台数 196
2 グローバル自動車部品企業のブラジル進出 198
2-1 1950年代のブラジル自動車部品産業誕生からInovar Auto、メ ルコスール誕生まで 198
2-2 メルコスールの誕生 201
3 「INOVAR-AUTO」政策の内容と特徴 202
3-1 Inovar-Autoの誕生 202
3-2 Inovar-Autoの概要 203
3-3 Inovar-Autoの現状と課題 204
4 ブラジル進出日韓自動車・同部品企業の実情 205
4-1 日韓自動車メーカーの動向 205
トヨタ 205/ホンダ・ブラジル 205/現代自動車 207
4-2 日韓自動車部品メーカーの動向 209
日系自動車部品企業の動向 209/韓国自動車部品企業の動向 212
おわりに 215
第2節 メキシコ自動車・部品産業の現状と課題 216
はじめに 216
1 メキシコ自動車産業の現状 216
1-1 生産・販売・輸出入動向 216
1-2 メキシコの自動車産業の位置 218
2 メキシコ自動車産業の歴史的発展 220
3 各国自動車メーカーの動向 222
4 メキシコ・ブラジル関係 224
5 メキシコ自動車部品産業の動向 225
5-1 生産動向 225
5-2 輸出入状況 226
5-3 日系部品企業の地理的分布 227
5-4 日系自動車部品企業の新たな動き 229
おわりに 231
第5章 日本企業の新興国対応 233
第1節 北九州のTier1、Tier2企業の実態と今後の方向性 234
はじめに 234
1 日産九州の活動の現状 235
1-1 現状 235
1-2 現調率 236
1-3 輸入品比率の上昇 237
1-4 部品納入近接化 237
2 北九州のTier1、2自動車部品企業の実態 239
2-1 T社-アルミダイカスト技術に磨きをかける 239
2-2 Y社-精密金型 240
2-3 I社-メッキで威力を発揮する 242
2-4 M社-事業多角化で危機を乗り切る 243
2-5 W社-プラント設計に活路を見出す 244
3 北九州自動車部品産業の現状と問題点 246
3-1 2013年の変化の特徴 246
3-2 海外事業展開の積極化を図ったY社とW社 246
3-3 産学連携で技術力アップを図ったT社 247
3-4 専業化で事業拡大を図るI社とM社 247
おわりに 248
第2節 韓国進出日系自動車部品企業の事例研究 250
はじめに 250
1 韓国の全体的状況 250
2 韓国自動車・部品産業の現状 252
3 部品企業動向分析 253
3-1 DPS社 253
3-2 G社 255
3-3 K社 256
4 日系韓国進出企業の特徴 257
4-1 韓国を海外展開の拠点とする日系企業 257
4-2 韓国ビジネスのキーポイントとなる韓国拠点 257
4-3 韓国からのノウハウの吸収拠点 258
おわりに 259
第3節 東北地域の自動車・部品産業 260
はじめに 260
1 東北の自動車部品産業の現状 261
2 東北自動車部品産業概況 262
3 東北地域のTier1、Tier2 自動車部品メーカーの実態 263
3-1 N社-自己改革を通じて自動車部品産業へ参入 264
3-2 C社-海外進出もありだが、まずメッキ技術で参入 265
3-3 M社-プラスチック成型で自動車部品産業へ参入、メキシコにも 進出 267
3-4 T社-ドアミラー技術で自動車部品産業に参入 268
3-5 KI社-足回りプレス部品で生き残る 269
3-6 I社-ダイキャスト技術を武器に長い参入歴をもつ 270
3-7 TE社-樹脂・金型設計で電機部品から自動車部品への参入に成
功 271
3-8 K社-自動車部品産業への参入を目指す 271
4 東北での部品企業の成長は可能か 272
おわりに 275
【引用・参考文献一覧】277