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書名:「沖縄報告」-辺野古・高江10年間の記録
著者:沖本 裕司(おきもと ひろし)
A5並製408頁
ISBN-13:9784806807773 C0030
発売予定日:2024年12月2日
自衛隊ミサイル基地群の配備、陸自師団化、地下司令部づくり、弾薬庫新増設、基地拡張、離島避難計画、米軍演習のエスカレート、くり返される米軍・自衛隊の事件事故、米軍犯罪の放置など、沖縄を軍事の島として縛り付ける日本政府の姿勢はあからさまで露骨だ。悪化する一方の現実に対し、県民は納得していない。日本政府と米軍に対する不信と不満が蓄積していっている。将来どのような形でこの県民の怒りが爆発するか? その具体的な姿を今述べることは難しいが、人権を無視し命を脅かす基地の島に対する県民ぐるみの反撃が起こることは不可避である。(まえがきより)
沖本 裕司(おきもと ひろし)
1946年 大阪市生まれ。千本小学校、成南中学校、住吉高校卒業。
一橋大学社会学部中退。
1970年 沖縄移住。以後、沖縄の運動に関わる。沖韓民衆連帯会員。
2008年 沖縄県地域限定通訳案内士登録。韓国語通訳ガイド、平和ガイド。
沖縄通訳案内士会元会長。八重瀬町ガイドの会元会長。
八重瀬町史戦争編専門部会元委員。
現在、島ぐるみ八重瀬の会事務局長。南京・沖縄をむすぶ会事務局長。
【主な内容】
第1部 辺野古・高江 闘いの10年
1.翁長雄志知事の誕生と埋立承認取消
2.代執行裁判の「和解」
3.高江ヘリパッド建設阻止闘争
4.辺野古埋立工事の再開
5.埋立承認撤回と玉城デニー知事の当選
6.県民投票
7.埋立変更申請不承認
8.沖縄を再び戦場にさせない!
第2部 海を越えて手をつなごう!
1.韓国の市民運動との交流・連帯
2.東シナ海・平和の海キャンプ
3.香港の自治と民主主義
4.彦山丸犠牲者の遺骨収容
5.尖閣諸島の領有権をめぐって
6.南京・沖縄をむすぶ民間交流
第3部 沖縄の自立と解放をめざして
1.辺野古の闘い・結果と展望
2.沖縄情勢の現段階と展望
3.県知事選挙と今後の展望
4.沖縄反基地闘争とアジア
5.コザ反米暴動について
6.沖縄闘争のさらなる飛躍を!
7.沖縄の本土復帰50年にあたって