ホーム > 書籍一覧 > 2020 > エコロジー社会主義
エコロジー社会主義
エコロジー社会主義
著 者 ミシェル・レヴィー
訳 者 寺本 勉
四六判上製/256ページ
定価2800円+税
ISBN-13:9784806807414 C0030
発売日:7月31日
**電子書籍あり**
著者ミシェル・レヴィーについて
著者のミシェル・レヴィーは、一九三八年にブラジルで生まれ、一九六九年からパリに居住している政治哲学者で、パリ国立科学研究所の社会学研究所長などを務めた。彼が研究の対象とした分野は極めて広範囲にわたっていて、マルクスの思想に関する多くの著作があるほか、中欧におけるユダヤ人文化、ラテンアメリカにおける政治と宗教、シュールレアリズム、ヴァルター・ベンヤミンの思想などについても、著作を著している。さらに、ATTACや世界社会フォーラムに参加するなど社会運動に積極的にかかわるとともに、気候変動・地球温暖化を生み出す資本主義システムに対するオルタナティブとしてのエコ社会主義について積極的な発信を続けている。
目次
序章 二一世紀の大洪水
第一章 エコ社会主義とは何か?
第二章 エコ社会主義と民主的な計画作成
第三章 エコロジーと広告
第四章 エコ社会主義的倫理のために
第五章 マルクス・エンゲルスとエコロジー
第六章 革命とは非常ブレーキである ヴァルター・ベンヤミンの政治・エコロジー思想
第七章 シコ・メンデスとアマゾンを守る闘い
第八章 先住民によるエコ社会主義的闘い
資料1 国際エコ社会主義者宣言(二〇〇一年)
資料2 ベレン宣言(二〇〇九年)
資料3 リマ・エコ社会主義者宣言(二〇一四年)
訳者あとがき