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図説 竹島=独島問題の解決
久保井 規夫 (著)
232ページ
ISBN-10: 4806806617
ISBN-13: 978-4806806615
発売日: 2014/6/20
2500円+税
事実はどうか。日本政府は、近世の江戸幕府も、近代の明治政府も、欝陵島とともに独島=竹島を朝鮮(韓国)領土と認めていた解決済みの問題であった。すなわち、江戸期は、異国渡海を禁止していた鎖国令下である。1696年正月、元禄の鳥取藩竹島事件で、竹島(欝陵島)、松島(竹島=独島)への渡海を異国朝鮮国への渡海として禁止した。さらに、1836年6月、天保の浜田藩竹島事件では、竹島(欝陵島)、松島(竹島=独島)へ渡航しての貿易は、異国との密貿易として厳重に処罰した。近代においても、明治政府太政官指令で、1877年3月29日、「竹島外一島之儀、本邦関係無之儀」として、竹島(欝陵島)、外一島(独島=竹島)を朝鮮(韓国)領土として決定していた。(まえがきより)