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「トミーの夕陽」がまた昇る 高ヒット

「トミーの夕陽」がまた昇る

著者 鶴島緋沙子

四六判上製/216ページ

定価1800円+税

ISBN-13:978480607469 C0093

発売日:2021年1月15日

 

著 者 鶴島 緋沙子(つるしま ひさこ)

1934年生まれ

1971年、大阪文学学校

1985年〜1991年、瀬戸内寂聴嵯峨野塾

1992年〜1996年、同人誌「かるら」主宰

2001年〜現在、「寂聴を読む会」主宰、大阪府高齢者大学校(文芸を楽しく学ぶ科ほか3クラス)講師

 

山田洋次監督の名作、学校シリーズに描かれた小説『トミーの夕陽』から二十三年、弱者に寄り添う視線をずらすことなく鶴島緋沙子さんは書き続けている─瀬戸内寂聴(帯より)

 

【目次】

Ⅰ もぐらの目 7
法円坂 9
お尻の始末まで電気に頼る私としたことが言えた義理ではないかも知れないが…… 10/柚子マーマレード 13/法円坂 16/瀬戸内寂聴先生と『泉鏡花賞』 そして金沢 19/姉の死 22/何て事もない風景と山田洋次監督の舞台「東京物語」 25/わたなべポン菓子屋さん 28/原発反対と密かな楽しみ 31/カビに取り憑かれた鼻 34/お屠蘇のあとは一人でお茶を 37/身に染みた本物の思いやり 40/遅れてくるものにこそ輝きが 43/ひまわりと子犬の7日間 46/地震・雷・火事・親父 49/秘密の扉 52/能 55/絶望と歓喜 58/人生万華鏡 61

朝食はそれぞれに 65
日本人をやめたくなるとき 66/朝食はそれぞれに 69/とんかつとモーツアルトに誘われて紀州路へ 72/白熱教室「男と女」いや「女と男」 75/ボーイハント 78/北極よりも寒かった今年の冬 81/十万分の一の偶然 84/認知「症」と運転免許「証」 87/臍(ほぞ)を噛む 90/我が愛しの刑事コロンボ 93/ものになりますやろか 八十路の挑戦 96/空を泳ぐ鯉 99/天災と人災は 忘れないうちにやってくる 102/瀬戸内寂聴先生と〝そこ〟 105/日常の外 108/「枚方自閉症児(者)親の会」結成五十周年記念大会 111/天国だった去年の暮 114/木津川計さんの 洒脱ではない粋な語り 117/待合室 120

「トミーの夕陽」がまた昇る 123
穏やかな日々は闘いのあとに 124/背中 127/それでもどこか嬉しいお正月 130/「トミーの夕陽」がまた昇る 133/青春・老春の謳歌は、平和なりゃこそ 136/至福の時 139/俎板(まないた)の上の鯉 142/不思議な不思議な体験 145/またもや新年 148/〝ルーティン〟よ永遠に 151/三つから二つへ 154/思案のしどころ 157/場所 160/ごちゃまぜジュース 163/やっぱりいいなあ、日本の風景 166/永遠の我が師 瀬戸内寂聴 169/さようならコロナちゃん 172

Ⅱ 掌編小説 175
雨 176/朝の鏡 178/夕べまで 180/気まぐれメニュー 182/胃カメラ 184/おじいさんと本 186/ふたり 189/雪とたこやき 191/うらぎりもの 193/携帯いのち 196/涙よ星まで 198/この世は天国 200/三婆天国 202/男の人生 205/再びの青春 207/悪になり損ねた男 209/コロさんとロナさん 211

 

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