お知らせ

  
 著者、読者の皆さんへ
Google「和解案」について、当社の態度を明らかにしておきます。
当社は、Google「和解案」に反対します。 

1 Googleは、著作権を無視し、許諾なしに、契約した図書館の蔵書から、大規模なスキャニングを行い、また、現在も続けています。その点数は、全世界で千数百万冊に及びます。当社でGoogleにリストアップされた書籍は、刊行書籍の80%以上、450点を超えており、2008年に刊行された本が含まれています。また、スキャニングがすでに終ったものは、そのうち、10%を越えています。Googleは、当社の書籍がアメリカで入手困難であり、絶版書籍だとして、公然と、スキャニングし、自己の商業行為に活用しようとしています。このことについて、Googleに抗議し、Google「和解案」にも、反対します。

2 そのため、すでに、Googleによってリストアップされた書籍については、4月21日に、「和解案」からの除外手続きを取りました。

3 また、今後の対応は、8月とされる連邦地裁の決定の内容によって、判断していくつもりです。 

4 当社は、Googleに対して、ブック検索についてのプレビュー表示など、内容の表示に関する許諾を一切与えていません。また、今後も許諾するつもりはありません。もし、当社の図書が、部分的であれ、内容表示をしていた場合は、御連絡下さい。