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図説 病の文化史

本日、丸善丸の内店より「図説 病の文化史」のご注文がありました。

確かに、時宜にかなった注文でしたので、「図説 病の文化史」の紹介に目次を追加しました。

まえがきには、

数多の人々が、いつ我が身に降り罹るかもと怖れた病は、伝染病であろう。医学の進歩が、防疫・治療を解明し、伝染病の恐怖から、一つまた一つと救い出してはくれた。それでも、次に一つまた一つと次の未知の病が立ち塞がる。人間の歴史は、病の「怖れ」の呪縛とともにあった。それでも、歴史に記されるべきは、その伝染病を根絶した医学者の功績とともに、その病の「怖れ」の呪縛を解き放った病者自身の自立であり、解放であろう。ましてや、その伝染病の、病因・療法が不明であった時は、病者らは、病苦に加え、「怖れ」・「穢れ」の対象として差別された。病の「怖れ」の呪縛からの解放とは、治療だけでなく、病に付随した「怖れ」の所業も一掃することである。人道と言われる医学でさえ間違えば、この呪縛に加担することさえある。このような呪縛は、人間の負の歴史であり、それを明確にすることで、二度とは繰り返さない正の歴史へと転生させることが出来る。それは、まだまだ立ち塞がるであろう未知の病や、その虚妄の「怖れ」の呪縛に立ち向かう力となる。

 とあります。

 


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