ダウリーと闘い続けて―インドの女性と結婚持参金
ブタリアー,スバドラー
インドのヒマーチャル・プラデーシュ州生まれ。ラホール(現在パキスタン)で父親の励ましのもとで育ち、教育を受けた。現在デリー在住、83歳。パンジャーブ州の女子校、後にデリー大学で(英語を)教えながら、ジャーナリストとして全国紙『ヒンダスターン・タイムズ』に属する『モーニング・エコー』紙や全国紙『パトライオット』の記者として働いた。後に全国紙『タイムズ・オブ・インディア』のフリーランサー記者。1985年ナイロビで開催された国連世界女性会議に『タイムズ・オブ・インディア』公式記者として参加し、記事を寄稿した。近所の家でダウリーが原因で女性が殺されるのを目撃してから、1980年初めに女性運動に参加し、当初女性団体「ストリー・サンガーシュ」に所属。1982年に「カミルカ」創設。女性に法律的援助、助言などを行い今日に至る。インドの女性運動、特に、ダウリー反対運動の中で重要な活動家である
鳥居千代香
国立インド工科大学デリー校(I.I.T.Delhi)大学院博士課程留学。インド国立ジャワーハルラール・ネルー大学(J.N.U.)専任講師を経て、帝京大学短期大学助教授。社会学博士(Ph.D.)(U.S.A.)。名誉社会学博士(Hon.Dr)(U.S.A.)。日本ペンクラブ国際委員