昭和歌謡全曲名(戦前・戦中編)―昭和流行歌総覧索引
本書の特徴は、記載内容の豊富さ。曲名、参照ページ、歌手、レコード会社、発売年が一覧表にされている。
村越光男
1926(大正15)年、東京都出身。幼少時より音楽に親しむ。会社員生活を続けながら、戦後、東京音楽学校通信教育、古賀ギター歌謡協会、島村弘二歌謡科にて器楽演奏を、新進作曲家いずみたく主催の音楽センター作曲講座にて、作曲を学ぶ。昭和36年総評主催の文化コンクール「器楽の部」で入選。この間、職場コーラス、民謡酒場、楽団いちょう座公演活動の作曲、演者として参画。平成18年7月、塚越亨:懐かしの歌謡曲、電脳演奏2千曲を完成させる。この採譜、編集、制作を主導。一方、昭和流行歌総覧(戦前・戦中編、戦後編)の総索引の編集、自主制作する。現在は、日本ラジオ歌謡研究会・東京支部で、ラジオ歌謡を発掘している。日本音楽著作権協会会員
佐藤孝夫
1935(昭和10)年、福島市出身。幼少より、音楽・映画に親しむ。福田俊二氏主宰の全国なつメロ愛好会に参加、東京支部役員を経て、現在、新宿、所沢にて懐かしの映画、唄の会を催し、懐メロ、懐映画の継承・保存と、地域の環境運動、ボランティア活動を行っている